お知らせ

現場の声に寄り添い、一人ひとりに必要な支援を

お知らせ

私たちは、社会的養護のもとで暮らす子どもたちや、児童養護施設を退所した若者(ユース)が安心して未来へ踏み出せる社会の実現を目指し、現場の声に耳を傾けながら活動を続けています。

今年度は、相談支援や調査・研究、物資支援などを通じて、一人ひとりの状況に応じた支援に取り組むとともに、今後の支援体制の充実につながる新たな取り組みも進めました。

オンライン相談窓口を開設

オレンジの羽根募金事業の一部を受託し、児童養護施設を退所したユースを対象とした相談窓口を開設しました。

年間31件の問い合わせを受け、必要な子は相談に応じました。オンラインを活用することで、全国どこからでも相談できる環境を整備しました。

相談では、臨床心理士などの専門家とも連携し、心理面・生活面の課題を整理しながら、一人ひとりに寄り添った支援を実施しています。また、必要に応じて関係機関との連携を図り、継続的な支援へつなげました。

 

「つながり」を生み出す支援

SNSを活用し、ユース同士や支援者とのつながりづくりを進めるとともに、社会の仕組みを理解し、自分らしく生きていく力を育むための実践的なトレーニングプログラムを実施しました。

また、オレンジの羽根募金の普及活動として、ボランティアや支援者の皆さまへ募金への協力を呼びかけ、社会的養護への理解促進と支援の輪の拡大にも取り組みました。

必要な支援を必要な人へ

物資・資金助成では、SNSを活用した相談体制を整備し、他のボランティア団体や関係機関とも連携しながら、相談者の状況に応じた支援先の紹介や相談支援を実施しました。

必要に応じて生活用品などの物資支援も行い、一人ひとりに合わせた支援を届けています。

調査・研究を通じて見えてきた課題

調査・研究事業では、専門家との意見交換やSNSを活用した情報収集を継続するとともに、年間24回の勉強会・調査研究会を開催しました。

さらに、全国147か所の乳児院を対象に実態調査を実施し、79施設(回答率53.7%)からご回答をいただきました。

この調査により、児童養護施設へ入所する以前の子どもたちの養育環境や背景について、多くの貴重なデータを収集することができました。

 

これからも、必要な支援を形に

今年度の相談支援や調査・研究を通じて得られた知見を活かし、今後は乳児院実態調査の分析を進めるとともに、社会的養護を必要とする子どもたちや、児童養護施設を退所したユースを継続的に支える新たな支援プラットフォームの構築を進めていきます。

これからも行政、企業、支援団体、専門家の皆さまと連携しながら、現場の声に寄り添い、一人ひとりが将来に希望を持ち、自分らしく未来を切り拓ける社会の実現を目指して活動を続けてまいります。

今あなたにできることがあります。
あなたの行動が未来を変えるきっかけとなります。