子どもたちが安心して成長し、自分らしい未来を描ける社会を実現するためには、目の前の支援だけでなく、その先を見据えた取り組みが必要です。
私たちは、児童養護施設や児童養護施設を退所した若者(ユース)への支援を通じて、現場で見えてきた課題と向き合いながら、新たな支援の形を模索しています。
現在は、東京都内の児童養護施設で監事・アドバイザーとして現場と連携するとともに、ユースが継続的な支援を受けられる仕組みづくりや、新たな支援プラットフォームの研究・開発を進めています。
また、川口市青少年問題協議会委員として、地域社会における子どもたちや家庭の課題にも向き合い、行政や関係機関と連携しながら幅広い活動を行っています。
児童養護施設を退所した若者が孤立することなく生活できるよう、相談窓口を設置し、SNSを活用した相談体制を整備しています。
緊急時には迅速な支援を行う体制も整え、必要に応じて物資や生活面での支援につなげています。
さらに、多くの方に社会的養護への理解を深めていただくため、寄付文化の醸成や広報活動にも継続して取り組んでいます。
自立支援では、一人ひとりの状況に合わせた伴走型の支援を大切にしています。
SNSを通じてつながりを築き、カウンセリングを中心とした実践的なプログラムを実施するとともに、必要に応じて生活面や経済面でのサポートも行っています。
臨床心理士などの専門家と連携しながら、それぞれの若者が安心して社会の中で生活できるよう継続的に支援しています。
より良い支援を実現するためには、現場で起きている課題を正しく理解し、科学的な視点から分析することも欠かせません。
私たちは、児童養護施設で生活する子どもたちが抱えるトラウマや心理的課題について調査・研究を進めるとともに、定期的な勉強会や研究会を開催しています。
また、AI技術を活用した研究にも取り組み、子どもたちの行動特性を分析することで、より早い段階で適切な支援につなげる新たな可能性を探っています。
社会的養護を取り巻く環境は変化を続けています。
だからこそ、私たちは現場の声を大切にしながら、民間だからこそできる柔軟な発想と、行政・企業・専門家との連携を活かし、これからも新たな支援の形を創り続けます。
一人でも多くの子どもたちや若者が希望を持ち、自らの力で未来を歩んでいける社会を目指して、これからも挑戦を続けてまいります。